プラスチックの影響

プラスチックの影響

海と環境への影響

過去10年で製造されたプラスチックの量は、その前の100年間に製造された総量を超えています!プラスチックの大量生産による海の汚染は、気候変動や乱獲とならんで、海への最大の脅威の一つとなりました。 今では、海はあらゆる種類のプラスチックですっかり汚染されています。海に落ちたり捨てられたりした漁具、ビニール袋、ボトルキャップ、台所用品、吸い殻のフィルター、食品の包装材、ストロー、そして衣類に使われるマイクロファイバーや化粧品などに使われるマイクロビーズなどのプラスチックです。海の生きものにとってこうした大量のプラスチックごみが与える影響は悪化する一方です。

海の生きものへの影響

海のプラスチック汚染が生きものに与える影響には、内臓の閉塞や漁網などが絡みつくなどの体の損傷のほか、酸化ストレス、摂食行動の変化、エネルギー配分の減少などの影響があります。

消えない汚染

プラスチックが自然に分解されるには100年から1,000年かかると考えられています。しかし海中では、微生物がプラスチックを分解することはありません。プラスチックは小さく砕かれるだけなのです。


プラスチックを食べてしまうイルカやクジラ

イルカやクジラなど48種類のクジラ類で、海洋ごみの経口摂取が確認されています。摂取されたごみのうち46%がプラスチックでした。

プラスチックの海?

プラスチックは海に流れ着きます。海洋ごみの6割から8割がプラスチックであると考えられ、影響は極めて深刻です。


健康への影響

細かく砕かれると、プラスチックは分解されないまま、食物連鎖を通じて溜まり、運ばれていきます。 非常に細かいプラスチックを摂取することで、あらゆる生きものの健康が損なわれる恐れがあります。人間の場合、海産物を食べることで健康への悪影響が懸念されます。

私たちの食卓で起きていること

人間の健康への影響については、さらなる研究が必要です。しかし、私たちの食用に販売された海産物中にプラスチックが含まれていることが、既に明らかにされています。

プラスチックごみが魚に含まれている?

東京湾のカタクチイワシの8割の内蔵からマイクロプラスチックが検出されています。グリーンピースの研究では、カジキマグロ、クロマグロ、ビンナガマグロなどの地中海産の魚類サンプルのうち、18%以上からプラスチックが検出されています*


ムール貝やカキに含まれるプラスチック

北海で養殖されたムール貝と、大西洋産のカキからプラスチックが検出されました。いずれも食用です。

有毒な物質

プラスチックは一度海に入ってしまうと、水中の有毒物質を吸収します。しかし、製造時に使用された各種添加物も流れ出していきます。

* 日本経済新聞「カタクチイワシの8割からプラごみ 東京湾で、国内初」2018 年 6 月 8 日

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